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3 損害賠償の範囲

(5) 物的損害
(ハ) 自動車の評価損

Q. 追突されて自動車に事故歴がついてしまったことによる自動車の評価損(格落ち損)の賠償を加害者に求めることはできますか
A
  • 事故歴がある場合、一般に、自動車の評価は下落するため、その評価下落分(評価損・格落ち損)の賠償は認められる場合が多いようです。
  • しかし、修理の部分や程度によって評価損の賠償を否定した裁判例(修理部分は左側ドアミラー下部のみ)や、評価損の賠償を認めることは、通常は認められない車両の買替えを認めるに等しいとして、評価損の賠償を否定した裁判例もあり、必ずしも、実務の立場は統一されていません。
  • また、評価損の賠償額の算定方法も一定しておらず、修理費の一定割合を基準とするものが多いようですが、修理費の10%から100%まで様々です。修理の内容や修理額にもよりますが、修理費の30%程度とするものが多いようです。